酵素ドリンクってどんな風に作られているの？

酵素ドリンクの効果が注目されるにつれ、ネット上では手作りの酵素ドリンクのレシピも公開されていて、自宅で酵素ドリンク作りにチャレンジする人も増えているようです。手作りの酵素ドリンクについては、別のページで触れるとして、市販されている酵素ドリンクはどんな風に作られているのでしょうか。

原料は数十種類！旬の野菜やくだものを使用しているものも

酵素ドリンクの原料は数十種類にもおよぶ野菜やくだもの、海藻、穀物、野草、きのこ類など。中には数種類の原料で作られているものもありますが、原料が多い方が栄養価の高い酵素ドリンクであると言うことができます。

また、見た目の美しさが重視され、品種改良が繰り返されている最近の野菜は昔のものと比べて栄養価が少なくなっています。そのためか、自生している分、生命力が強く秘めたパワーを持っていると考えられる野草の効果に注目しているメーカーも増えてきているようです。

メーカーによっては旬の野菜やくだもの、野草を原料としているため製造時期によって微妙に味が違うものも。ブドウの出来ごとに毎年味が違うワインにも似ていると思いませんか？

意外にシンプル？酵素ドリンクの製造方法

このような原料をカットし、糖類（白砂糖、黒砂糖、てんさい糖、オリゴ糖などメーカーによって異なります）を加えて混ぜ、発酵させます。酵素ドリンクは有用菌のはたらきに任せて作られるため、意外にシンプルな製造方法で作られているのです。

発酵に木の樽や陶製のかめを使用しているメーカーが多いのはこうした材質には通気性があって、有用菌がすみつきやすく、発酵に最適な環境が作れるから。

発酵の期間も長ければいいと言うわけではありません。期間が長すぎたり、製造環境の温度や湿度が上がりすぎてしまうと、酸化してしまう恐れもあるからです。

熟練した経験を持つ職人（？）の方が素材を吟味、調合してさらに、発酵・熟成具合を細かくチェックしてできあがる…それが、本物の酵素ドリンクなのです。